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2年くらい前の冬、実家暮らしをしていたときの話。
夜の2時くらいに、うちで飼っていた黒猫を膝の上に乗せて
ビデオをみていたら、突然足音が響き。
そして部屋の前で止まった。
うわ、やべー。何か来た。
そういや、俺の「部屋の前で半透明の人が泣いてる」って、
霊感の強い三歳の姪っ子がいってたっけ。
そんなことを考えていたら、いままで寝ていた猫が起きてドアの前まで歩いてった。
俺が寝ている間に部屋から出れるようにって半開きにしてるドアを
爪で引っ掛けて10cmくらいの隙間を作った。
隙間から頭だけ向こうにだして3分くらい動きが止まったかと思うと
また俺の膝の上に戻ってきた。
猫だからドアは開けっ放し。、
10cmくらいの隙間は開いたままだ。
しばらくするとまた足音がする。
今度は猫も目覚めない。
猫が警戒しないってことは危なくないってことだよな。
そう思いながらも、目線はドアから離せない。
足音はどんどん近づいてきてまたドアの前で止まる。
ドアの隙間からするりと白い影のようなものが入り込んできた。
……近所の野良猫ですた。
猫用の出入り窓を閉め忘れてたのを思い出して、
野良猫を追い出して窓を閉めに行った。
部屋に戻ってくるとコタツになにやら白い物が。
まだ野良が入り込んでるのかと思い近づくと、
コタツ布団の間から白い女の腕が伸びてた。
「 そ っ ち か い ! 」
思わず叫ぶと女の腕はコタツの中に引っ込んでしまい。
それ以来、もう二度と現れなかった。
俺はそれからコタツに入れなくなり、うちの猫専用になりましたとさ、
めでたし、めでたし。
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